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【5分で解決!】MacBookの冷却ファンが止まらない時の対処法、分解清掃も紹介

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MacBookをつかっていると、冷却ファンが「ブウォーーーーーン」と「高速に回りだして止まらない」そんな経験ありませんか。

今回は5分でできる、冷却ファンが回り続けて本体の高温状態が続いてしまうトラブルの解決方法を紹介します。

さらに、分解して清掃する手順も紹介しちゃいます。

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5分で解決!ファンが止まらない時の対処法方

ファインが高速回転してしまう理由には、いくつか要因があります。

主な原因はこちら

  1. CPU使用率が高い
  2. 周辺温度が高いもしくは、PCと本体が高温になっている
  3. 空気孔のつまり
  4. システム管理コントローラの初期化(SMCリセット)
  5. 分解、ファンの清掃

1から4までは、ほとんどの場合、5分で確認・解決できると思います。

それでは1から順にみていきましょう。

CPU使用率が高い(5分)

特に、動画編集やフルHD画質での動画再生などCPUに負荷をかける処理が続く状況においては、本体も熱を持つため冷却ファンが稼働しやすくなっています。

まずはコンピューターの状態を把握するためにも、アクティビティモニタでCPUの稼働状況を確認してみましょう。

■やり方

アプリケーションフォルダ内にある「ユーティリティ」→「アクティビティモニタ」を起動します。

「アクティビティモニタ」を起動したら畫面最上段にある「CPU」タブ→「%CPU」の順にクリックして、CPU使用率が大きい順にアプリを並べます。

そこでCPUに大きな負荷がかかっていれば冷却ファンが回るのは正常な動作です。
その作業を終了すればファンの回転も止まるはずですから心配は要りません。

逆にCPUに余裕があるにも関わらずファンが高速に回り続けているとなれば何かしらの不具合の可能性がありますので、続けて紹介する方法を参考にしていただければと思います。

ちなみに、私のMacBook 13インチはFinalCutの書き出し時は必ず冷却ファンが高速回転します。CPU使用率も一気に上がっているので仕方ありませんね。

周辺温度の影響を考える

冷却ファンは熱くなったCPUや、PC内部の冷却するために回ります。

夏場など周囲の温度が高い状況ではMac本体の温度が上昇しやすく、ファンが頻繁に動作することがあります。

このような場合、室内温度を下げたり、一時的にMacの使用を控え、温度を少しでも低くすることを最優先させて下さい。FANがついた冷却台も販売されています。そのようなアイテムも効果があるでしょう。

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空気孔のつまり

MacBook Airにはファンによる冷却風を排出する場所があり、その”空気孔”が塞がれてしまうと熱を排出できず、本体が高温になってしまいます。

MacBook Airを長期間使用していると空気孔に埃などが詰まる事があるので、確認し取り除きましょう。これだけで治る場合もありますよ。

手で取ることができない場合は、掃除機で吸い取るだけですが、先端にブラシタイプのノズルを使用することで、傷を防ぐことができます。掃除機を使用の際は、ブラシタイプを使いましょう。

システム管理コントローラの初期化(SMCリセット)

 

聞き慣れない言葉かもしれませんが、”SMCリセット”と呼ばれるを紹介します。

Macの電源関係の処理を担当している”SMC(システム管理コントローラ)”を一度リセットすることで、冷却ファンの動作が正常に戻る場合があります。

SMCは冷却ファンの他にも電源関係の様々な部分に関係しており、これをリセットすることで”キーボードのバックライトが点灯しない”、”電源が入らない”などの症状が解決することもあります。

壊れたりしないの? とお思いの方もいると思いますが、Appleのサイトでも紹介されている方法ですので、ご安心を!

その方法はとても簡単で、①Macを再起動して、②”shift”+”control”+”option”を押しながら電源ボタンを約10秒間押し続けた後に全てのキーを離すだけ。

■SMCリセットの手順
電源、USBメモリなどMacBook Airに接続されている機器を全て外す
MacBook Airを再起動する
”shift”+”control”+”option”キーを押しながら電源ボタンを約10秒間押し続ける
全てのキーボードから指を離し何も起こらなければ成功
再度電源を入れる
ここで何も変化が起こらなければSMCリセット成功です。

”ジャーン”と言うMac特有の起動音が鳴り響いた場合は失敗。もう一度やってみましょう。そんなに難しくはありません。

この方法で、ファンの回転が不安定な症状が改善される事例も多く、皆さんにも是非お試しください。

分解清掃(これは5分以上かかります)

分解? 難しく思われた方もいるのではないでしょうか?

道具があればとってもカンタンです。

今回使用したドライバーはこちら

裏蓋のネジ順番にはずしていきます。

裏蓋のネジすべて ( 10本 ) を慎重に外し、どのネジがどの部分かをわかるようにメモして置いておきます。

ネジは2種類、上記のモデル名の刻印がある上部の左右2ケ所が長いネジ、その他はすべて短いネジです。

ネジを外せばフタはカンタンに取れます。

内部はホコリがいっぱいです。ダスターで一気に吹き飛ばしましょう。(部屋で行うと、ホコリが舞い上がるので注意してくださいね)

ホコリも一気に吹き飛ばせば、簡単にキレイになります。

ネジは一気に閉めず、すべて仮止めした後に、本締めしくことをおすすめします。

※長い2本は刻印の上の2箇所 間違えないよう。

※注意:裏蓋を開けてしまうと、Appleの補償を受けられなくなります。分解清掃はあくまでも自己責任でおねがいします。

まとめ

MacBookの冷却ファンが止まらない時の対処法について説明しましたが、いかがでしたか?

5つ紹介しましたが、4つは【5分】もあればでできることです。

  1. CPU使用率が高い
  2. 周辺温度が高いもしくは、PCと本体が高温になっている
  3. 空気孔のつまり
  4. システム管理コントローラの初期化(SMCリセット)

とくに、ファンの回転が不安定な場合は4番の(SMCリセット)は効果がある方法です。

冷却ファンが「ブウォーーーーーン」とうるさい毎日に悩まされている・不安定な動作をする。そんな状態で困っていたら、一度試してみて下さい。

もしかすると、いままでのイライラはなんだったんだ!と思うくらい、あっという間で直ってしまう可能性もあります。

あまりの快適さにびっくりするでしょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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