今年の秋頃にリリース予定のiOS 13、WWDC 2019で発表されました。いつリリースされるのか?対象機種や、新機能について紹介していきたいと思います。
機種については、「iPhone SE」や「iPone 6s/6s Plus」をご利用の方もサポート対象ですので、ご安心して続きをご覧ください
iOS13 いつリリースされるのか?
ベータ版公開されているiOS13ですが、一般向けのリリースはいつになるのでしょうか?
米メディア9to5Macは、過去のリリース日を参考に
9月9日〜17日の間に公開される可能性が高いとしています
iOS10、iOS11、iOS12の一般向リリースは、下記の通り。
- iOS10:9月13日(火)
- iOS11:9月19日(火)
- iOS12:9月17日(月)
上記からも、iOSの正式版を9月の第2週か第3週の始めにリリース。
仏の情報サイトiPhoneSoft.fr も、iOS13の正式版のリリースは9月16日(月)であると予測しています
対応機種はiPhone 6s以降
対応機種については、iPhone 6s以降、iPad Air 2以降、すべてのiPad Proモデル、iPad 5世代以降、およびiPad mini 4以降になります。
利用ユーザも多い「iPhone SE」や「iPone 6s/6s Plus」が利用できるのは嬉しいですね。
iOS13 新機能
「iOS 13」の新機能と変更点を紹介します。
- パフォーマンスの向上
- ダークモード
- 新リマインダー(日本は2020年以降)
- マップの進化
- プライバシーとセキュリティ強化
- Sign in Apple/セキュリティカメラなど
- ミー文字とメッセージ強化
- 写真アプリの進化と写真動画編集強化
- Airpods機能機能強化
- Carplay
- Siri強化
- ヘルスケアの表示強化
- ボイスコントロール
アップル自社開発の無料OSということもあり、稼働しているiOS製品の85%が 現在 iOS12 にアプデーとされていて、Androidの10%と大きく引き離しています。
安全な高機能 OS を利用できるのはありがたいことですね。
パフォーマンスの向上
iOS13の大きな進化のポイントは全体的な高速化です。
- FaceIDのアンロックは30%高速に
- iOSアプリのダウンロードサイズが最大50%小さく
- アプリの起動スピードは2倍に
すべての動作が軽くなり、そしてストレスフリーとなりました。
ダークモード
去年、macOS Mojaveから搭載されたダークモード
iPhoneとiPadにも目にやさしいダークモードが登場します。
iPhoneX、Xs、XsMaxなどの有機ELモデルは、黒色の表示に電力を必要としないことから、バッテリの節約にもつながるでしょう。
新リマインダー(日本は2020年以降)
新しいリマインダーアプリはリマインダーの作成と整理が簡単になります。
キーボードの上に、新しいクイックツールバーが表示され 日付、時刻、場所、フラグ、写真などリマインダーの作成に必要なものが、簡単に入力が可能に。
Siriによる連携が強化されリマインダーを手助けしてくれます。
マップの進化
3D体験で街を散策
Googleマップのストリートビューに似た新しい「Look Around」機能が追加され、臨場感のある3D体験と360°を見渡せる新しいマップ機能が搭載。
自宅や職場・学校などよく訪問する場所を、お気に入りに登録しておくことで、ワンタップでナビをしてくれます。
さらに、コレクション機能では、友だちや家族に訪れたい旅行先や、お店などのスポットリストを共有することもできます。
プライバシーとセキュリティ強化
これまで、各サービスで利用されていた「Googleでサインインする」「Facebookでサインインする」以外に iOS 13では「Apple IDでサインインする」が可能になるとのこと。
メールアドレスやパスワードを新たに作成する必要はなく、指紋認証や顔認証、などのApple IDで各種アプリやウェブサイトに素早く簡単にログインできます。
サービス側がメールアドレスを求めてくる場合は、Appleがランダム抽出のダミーアドレスも提供してくれるとのこと。より安全に配慮されています。
位置情報に関するプライバシーがさらに強固になり、アプリが位置情報をユーザーの同意なしに取得することが不可能になります。
ミー文字とメッセージ
新たに30種類のヘアスタイルと、15種類の帽子、メイク、ピアス、などの表現が追加されるようです。
また、ミー文字はLINEのスタンプのようなミー文字ステッカーを自動作成してくれ、サードパーティ製のアプリでも使えるようになります。
カメラと写真
「写真」タブには、撮影した写真や動画にカンタンにアクセスできるよう、年別・月別・日別・すべての写真といった新しいタブが追加され、探している写真がより見つけやすくなります。
また、お気に入りの写真へより簡単にアクセスできる設計へと変更され、機械学習機能は、より正確に分類をサポートしてくれます。
「ポートレートライティング」では、照明の位置や強さを調整可能になる「ハイキーモノ」という、真っ白の背景にモノクロの被写体を配置する新しいポートレートライティングの単色エフェクトが追加されます。
Airpods 機能強化
アプリで受信したメッセージをSiriが読み上げてくれる機能も搭載され、AirPodsでメッセージ返信ができるように。
シェアオーディオ機能を利用すれば、友だちや家族のAirPodsと、音楽や映画のサウンドを共有して一緒に楽しむことも出来ます。
カープレイ
音楽や地図を1つのビューで表示できるなどiOS12と比べ表示がシンプルに!
そのほか、一日の動きが表示できたり、音楽アルバムアートの表示もできるようになります。
その他
その他、次の機能や変更が加わります。
- Siriとショートカットがさらに賢くなった
- Siriの読み上げが滑らかに
- HomePodが声を聞き分けられるようになる
- ボイスコントロールがより高性能に
- メールアプリに新しいフォーマットバーが追加
- メモアプリの強力な検索とギャラリービュー
- ヘルスケア情報表示の進化と、女性向けに月経周期記録
- ファイルアプリの外付けドライブへ対応
まとめ
iOS13の 一般公開は 9月16日(月)頃となりそうです。
対象機種は iPhone 6s以降と、まだ利用者も多い『iPhone SE』や『iPone 6s/6s Plus』に対応したのは嬉しいですね。
今回のiOS13の特徴とも言えるパフォーマンスの向上は、『iPhone SE』や「iPone 6s」がより効果が発揮されるのではないでしょうか。
また、X以降の FaceID 搭載 iPhone では、顔認証がより快適になるでしょう。
セキュリティ面も強化され、いろいろ快適になりそうな iOS13 、リリースが楽しみです。
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