写真や動画など簡単にデータ共有できる「AirDrop(エアドロップ)」
とても便利な機能なのですが、その機能を悪用し、不快な画像を女性をターゲットとして無断で送りつける「AirDrop痴漢」の被害がテレビで話題になっています。
今回は“AirDrop痴漢”にに遭わないためにどうすればいいか?
回避法について紹介していきます。
AirDrop痴漢ってなに?という方も必読!
今すぐ設定を変更して被害に遭わないように対策しましょう。
AirDrop(エアドロップ)ってどういう機能?
AirDropは、iPhoneやiPad、Macなどのアップル製品どうしでデータを簡単に共有できるとても便利機能です。使い方はとても簡単!
送信したい画像などを開き、左下のマークをタップします。
画像元:9to5Mac
すると、AirDropを共有できる人が表示され、タップすることで、通信量を使わずにデータを共有することができるんです!
AirDropでできること
AirDrop受信設定している相手となら、誰とでも、画像や動画、書類やURLなどの、さまざまなデータを、ワイヤレスで簡単に送受信することができる機能です。
【 AirDropでできる機能 】
・連絡先の共有
・URLの共有
・音声データの共有
・ファイルの共有
・位置情報の共有
・アプリ情報の共有
AirDropは、相手のメールアドレスやSNSのアカウントを知らなくても、データを共有できる便利な機能ですが、AirDropを悪用した迷惑行為やセクハラ行為が問題になっています。
AirDrop痴漢 の防ぎ方
「AirDrop痴漢」を防ぐ方法はとして有効な2つの方法を紹介。
- AirDrop を受信する設定の変更
- iPhoneに設定されている名前の変更(個人を特定されにくくする)
対策① 受信設定の変更
AirDropを悪用した被害は、簡単な設定で防ぐことができます。
(1)「設定」→「一般」→「AirDrop」の順に選択
(2) 送受信できる相手を選ぶ
連絡先に登録している人から受信する場合は「連絡先のみ」を選択。
普段からAirDrop機能を利用していない場合は、「受信しない」を選択すれば大丈夫
AirDropの設定は、コントロールセンターからでもOK。
- ・iPhone 8以前の機種は画面下から上へ
・iPhone X以降は画面右上隅から下へ スワイプして、コントロールセンターを開きます - 左上にあるネットワーク設定のカードを長押し後、「AirDrop」のアイコンをタップ ここで「受信しない」もしくは「連絡先のみ」をタップし設定
AirDropによる被害は、送受信できる相手が「すべての人」に設定されている場合がほとんど
連絡先に登録していない相手とデータを共有するときのみ、「すべての人」に設定し、送受信完了後は必ず「連絡先のみ」または「受信しない」に設定を戻すようにしましょう。
対策② 名前の変更
・デバイスの名前から性別など、わかりにくい名前に変更することをおすすめします。
AirDrop痴漢はおもに女性を狙って行われ、iPhoneに設定されている名前から性別を特定されないようにすれば、被害に遭う確率をおおきく減らすことがで期待できます。
名前の変更方法は、「設定」→「一般」→「情報」と進み、デバイスに設定されている「名前」をタップ。自分の名前になっている場合は、名前や性別がわからないような名前や、英数字などに変更しておきましょう。
Androidスマホでも対策が必要?
ならば、「Androidでも対策は必要なの?」と心配に感じる方へ。
AirDropはiPhoneなど(iOS専用)の機能ですので、Androidは対策不要です。
まとめ
混雑している場所で、自分のiPhoneが狙われると思うとゾッとしますね。
設定が「すべての人」になっていると、見知らぬ誰かのiPhoneに自分が候補として表示されてしまいます。
被害にあっても、送信相手を特定することは困難ですし、何より気持ちいいものではないですね。
iPhone設定を変更するだけで防げる「AirDrop痴漢」、不快な画像に遭遇する前に、いますぐ設定を見直す事を強くおすすめします。
まわりの友達にも教えてあげてください!
コメント